ライティングレシピ 大きな窓からの自然光をシミュレートしてみました。

Feel the sunlight from a big window(DSC02683)

モデルは朝比奈雛さんです。

 今回、撮影ではコメットのツールを惜しまずに(笑)使い倒しています。まずはカメラ右45度にマルチレフボードを設置しています。そこに縦に2灯Synchron04をならべてマルチレフに反射させて光をまわしています。
 今回活躍したのがSynchron04につけたディスクリフレクターです
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このリフレクターの特徴は前面に半球状の光を集めます。またベアバルブと違うところは前面に1-2絞り集光し光量を稼げる事と背後には直接光が届かない構造になっています。

さて、今回、通常のリフレクターでバウンスさせてもよかったのですが、わざわざ購入したのもあって(爆)、カポックでバウンスさせるとどうなるか試してみました。結果、通常のリフレクターより自然光に近い柔らかな光が作れたように思います。まあ、キノフロに近いって言えば近いんですけど(爆)、これはISO200 F8 SS1/125で柔らかい割には光量自体がかなり稼いでいるのが特徴です。

さて、通常のリフレクターとの違いをここで考えてみました。

 結論から先に言えば、カポックのバウンス光だけでなく、天井や床のバウンス光も加わるため方向性はあるものの窓からカーテンでディフューズしたような光になったと考えています。
 通常の円錐形のリフレクターですとカポックに照射角度が絞られてしまうのでカポックにバウンスした光のみになってしまいますが、ディスクリフレクターですとカポックのない部分、特に天井や床にバウンスした光が回るためかなり乱反射した光が被写体に向けられるため太陽光に近いように思われます。

 さらにこのライティングのメリットは被写体の位置に自由度が高いのでポートレートですとポージングを変えてもらっても安定したライティングになる事でしょうか。これをキノフロでやろうとするとかなり大きな光源を用意しないといけないので、定常光ではないのですが、なかなか面白い光質かなと思います。

 ただ注意しないといけないのは、天井と床の色が写り込むんですよね。ちょっと気づきにくいのですがこの点は要注意なライティングだと思います。
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by ttx2ttx | 2009-07-30 19:36 | 機材
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