写真は何を切り取ろうとしているのかでは、写真における引き算って言うのを考えてみました。
で、僕的に写真という芸術における反則技は何か?というのを考えて見ます。 極端な話、倫理規定に引っかかるようなものでさえも、いい写真は技法の上に立っているような気がします。アラーキーは天才でも、ある瞬間を凍結するということに関しては被写体やその状況がキテレツ(失礼)であっても、それは写真の作品的な王道かと思います。 僕が考える写真の禁じ手は、(僕自身の好き嫌いは兎も角(笑))、「多重露光」と「デジタル化によるコラージュ」かと思います。「写真の素材化」といってもいいかもしれません。デジタル化することにより、デザインの一つとしての写真というのがありますね。多重露光は時間軸・空間軸を分断して一つのフレームに収めるものですし、フォトショの加工で重ね合わせることはこれをデジタルで行うことですから。 そういう意味では、このあたりが新しい写真の方法論になるような気がします。
by ttx2ttx
| 2006-05-03 11:33
| ETC
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