アートとフレーミングとアウトフォーカスとパース

写真論、てのはあんまり読まない不勉強なワタクシですが(あせ
少しフレーミングとアウトフォーカスのことなどを

写真は「引き算の芸術」といわれますよね。何に注目し、何を強調するか
そして情報量が少ないほど鑑賞者に空想の余地を与えると思います。
ただ、僕などどうしても伝えたいものがたくさんあったり、伝え方がお仕着せの
方法だったりしてうまくいかない事が多いのですが(あせ。

じゃぁ、引き算する機能をかめらとしてどう使うかってのが問題になってきます。
で、一番根本にになるのはフレーミング。すなわち、必要でない部分や想像に
ゆだねる部分をフレームの外にやってしまって見えなくする方法ですね。
「画面に入れない」ということで特定の部分を強調したり、想像するヒントを
残したりする方法。

ここで光学的特長としてレンズの焦点距離になってくるかなと思います。
僕が広角系を苦手とするのはこの点で画角が広いため、何でもかんでも
写りこんでしまう、ということなんです。逆に中望遠より焦点距離が長いと
画角が狭くなりアウトフレームしやすくなる。これが写真をまとめやすくする
感覚的な特徴かなと。

で、ここで実はもう一つ大事な「引き算」があってそれがアウトフォーカス(いわゆるボケ)
が大事になってくるかなと。このボケという引き算は「写っているけど写っていない
(形態がはっきりしない)」という特徴をもつ引き算で、こう書いてみると非常に
二律背反した描写ですね。陰陽とというか(笑)。で、こういうボケに関して
うるさいことをいうのは日本人だけらしいですね。あるようでない、ないようである
っていうのは日本文化を感じます。αレンズというのはこの部分がいつも美しいなと思います。


そうなると広角はボケにくいから引き算がしにくいか、ということになるんですが
ま、僕的にはしにくいし苦手なんです(笑)。でもたまーに納得のいく写真が
撮れる事があって、実は、パースがついている(遠近感が強調されている)
という時なんですね、当たり前なんですが(笑)。で、背景はそこそこ写りこ
むんですがうまくいくときは主題以外は小さく写るということなんです。
ボケにくい代わりに小さく写すということ。これで引き算をしている感じです。
広角の時に「もう一歩前進」という昔の格言は生きていて、やっぱりアウト
フレームを恐れずに被写体に迫ると遠近感が強調され、少し後のモノは
写りこんでも小さく写りここで引き算が完成するという妙に糞生意気なことを
考えてました。
逆にちょっとでもよりが足らないと簡単に何が写したいか分からない記録写真になりか
ねないんですよね。僕的によくやる失敗だったりしますが(汗)。
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by ttx2ttx | 2007-07-05 23:18 | 写真雑談
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